日本の茶農家が丹精込めて作ったお茶を現代に合ったかたちで提供する、それが私たちの使命です。
NODOKAは生産者と消費者を直接繋ぎたい、どのような人がどのような想いで生産しているのか伝え、お互いの顔が見える商品を世界へ発信していきたいという想いからニューヨークで創設されたブランドです。
日本茶業界が直面している危機的な状況
後継者問題が問われ続けている日本の農業は、お茶の生産者も同じです。
平均年齢は60代を超え、耕作放棄地となった茶畑も多いです。生産者数は30年間で約90%激的に減少しています。
こだわればこだわるほど売れなくなり、こだわらなくなってしまうのではないのか
ペットボトルのお茶が主流になり、低コスト大量生産の影響で、毎年作り手は茶葉の価格を下げざるを得なくなっています。
また虫がつきやすく栽培が難しいとされる茶葉は、農薬や化学肥料を使った栽培が主流で、オーガニックの日本茶を求める声が国内外で多いにもかかわらず総生産量の約3%を推移しているのが現状です。

消費者と生産者が完全に離されてしまっている
一番ショックだったのは作り手には、海外で日本茶が注目されていることがまったく届いていなかったのです。
このような全ての事実を伝えるため、試行錯誤の末誕生したのが、安心して簡単に美味しく楽しめる日本茶ブランド「NODOKA」です。

忙しい日々を送る中で忘れてはならないのは、そこにつくり手がいること。
モノを消費する際に誰が作り、どのように作られたかを知ることはとても大事なことだと信じます。
誰もが“良いもの”を求めます。しかし“良いもの”の基準は当然その人にしか決められません。だからこそ大事なことは、ジャッジすることではなく、自分が何を選ぶか考える力をつけることだと思います。
日々の小さな選択が、大きな未来の選択になるかもしれません。